川（上）

ホラＩＩＩ上買ってきたー！！！

　本当ならここで画像でもうｐしたいところですが、鞄の中で表紙が曲がるという失態に見舞われたのでうｐできません。
　こんな画像ネットに上げたらアンチだと思われちゃうわ。

　さーて、今回の注目は新キャラ・仏蘭西勢（といっても、前にどこかで会いませんでしたか。３巻とか）、とくに不幸少女てるもっちゃんの不幸っぷりですね！
　まあ前回も雑誌には西班牙勢を出しておいて本編は英国の量産型バトル要員に埋め尽くされていたので、今回も独逸メインになってる可能性は否定できませんけれども。セージュンの意見独逸寄りだったよね。
　あとは賢姉がホラ子に見せたかったもの、誾さんは極東制服なのか、オリオトライ毛利説の真偽。
　そして何よりＩＩ巻まで精神的戦闘的交渉的に無双がついてくるシロ君はそろそろ弱みを見せるのか、それともまだ力をため込むのかですね。シロ君こわい！



　さてさて、常套手段ですが、読んでる途中何かあったらこれの続きに追記していくとします。
　つまりこの後NETABARE砲台、もとい放題なので気をつけて。


　※最終章まで雑感書いたよ！

・カラーページ

　あ、しょっぱなからミト子メインねこれ。絵も言葉も。てるもっちゃんは雑誌だとデザインよく見えなかったけどこういう娘か。
　登場人物：さてミト子……誰　だ　き　さ　ま　ら
　国紹介：そして有りちゃんは今回この枠に来てくれるって私信じてたァー！！！　わぁぁい！
　御遊びページ：特筆事項ないTwitterパロだけど、誰かこの教皇どうにかしろよ。

・前置きページ

　これまでのあらすじ：おっぱいが占める面積が非常に境ホラのあらすじという感じです。
　登場人物紹介：ほ　ら　増　え　た　。あーあこれ雑誌登場陣一部の活躍とか諦めなきゃなんないんだろうなー。
　まあ英国の〝女王の盾符〟のような形で真田十勇士が出てくるのは予測済である。前回みたいな「あぶれてしまった人たちの見せ場のため（だけ）のファンサービス連戦」はあんまりやってほしくないんだけど……（ぶつぶつ）

　私の有りちゃんはまだクロスユナイト姓ではない模様。
　極東陣も微妙に増えてますね。出雲の人は名字が出雲なだけの全部長と見たがどうですかよ。
　あれ、英国から意外な人が来てますね。お前そういや前回影薄かったもんな。仕事あんの？
　里見教導院は……組織自体が初出、か？　また色々とカップルが増えますね。とりあえずカラーページのあれはネコミミなのか？

　用語集：おおっと、最近巫女が増えたけど読む気ないよ！（一応言い訳しておくけど、読まなくてもわかってることしか書いてないからだよ！？　設定無視じゃないよ！？）

・一～五章でひとくぎり

　ホラはクラスメイト間というか、共通目的で集まっただけの少年少女のぎしぎしする距離感を書いてる、と思う。
　クロにも同じような感覚はあるんだけど、ホラはとにかく「四六時中共同してる」ってのが大きい。クロ５巻の風見みたいな派手なすれ違いを未然に防ぎやすいけど、どうしても、なんでもない日常に軋轢が持ち込まれるのな。
　その上「現在進行形の国家」という背景があるのもとっても大きい。うーむ。ネタは多いな。

　病院≒施療院。多分今回初出の単語ではないと思うけど、せっかく目にとまったから覚えておこう。
　しかし壁登りはともかく、立ち止ったときは一周回って吹いた。おかしいなあ、忍者だからそのくらいおかしくないはずなんだけど、点蔵だとなんかおかしい。あっけにとられてるのがあの夫妻っていうのもいい味だ。
　点蔵はこのままどんどんチート化が進んでいくのだろうか。というか各シーン各シーン有りちゃんが可愛すぎるんですがどうか。ちょっと点蔵のことを考えていたんですが（処刑的な意味で）どうか。点蔵に毎晩教わってる有りちゃん可愛すぎるんですがどうか。

　「理解できれば失われてもいいのか」問題は以前友人と話した「一緒に泣いてくれますか」問題と通じるところあるなあ。
　ホラ子が失われていいものなどない、と断言してくれたのはひとまずホっとした。
　んーでもやっぱりホラ子は危うい、今にとんでもないことするぞー？
　しかし、ホラ子を始めとする女子たちのエロゲ脳汚染が酷い。やっぱり（恋愛感情を抜きとしても）なんだかんだと好きなリーダーの使う言語には詳しくなるよね。これは作家とそのファンとかでも一緒。甘酸っぱいなあ。

　１３１ｐのミトツダイラ挿絵は乳のみならず胴の短さもあいまってパっと見ようじょですね。本当にありがとうございましたうふふ。
　トーリが結構自然に要所要所をちょろちょろしてるのが好印象。
　で、オゲちゃんまだー？

・六～十章で一区切り

　～あらすじ！～
　独逸領空航空禁止。仏蘭西による積極的攻撃（IZUMOにいる間の猶予）、補修率７割。
　非聖譜勢（個々はよくわからん）が一斉に様子見に来る。戦闘的には味方になってくれそうか？
　ロリババアは本当にあったんだ！
　……というところであってますよね？

　ツキノワがなんでもかんでも攻撃術式で解決しようとする危険走狗になっちゃった件についてはハットンもごめんなさいしないといけないよね。
　ネシンバラはIIの見せ場が終わってどんどん駄目な人になっていくな。歪みねぇ……あと誰かこのシェイクスピアどうにかしろよ！
　書くところ少ないからこんなものか、あ、さっき書き忘れたけど、実は直政＆点蔵のコンビが結構好きなので、点蔵機関部入りに私の中の何かがイヤッホオオです！
　で、で、オゲちゃんまだー？　オゲちゃんまだなのー！？

・十一～十五章で一区切り

　～あらすじ！～
　書記が駄目になった。許してちょんまげ！

　つーかこの書記は駄目だ。カッコつけてる系かと思ったら堂々と開き直ってやんのよ……成程彼が常人のカテゴリに入らないのはよくわかった。

　だんだん短くなってきてるのは、疲れたからじゃなくて語ることがないからだよ！
　新キャラタイムに入られると、キャラに対する普段の考え事バンクがないのであまり語ることができないのですな。
　ええと、読んでる途中で「ああ、これちょんまげする展開なんだろうなあ」と分かってしまった私はどうして２０年少しの人生でここまで汚れてしまったんでしょうか。
　どうして義経さんは穢い物が蔓延ったこの世界汚れずに羽撃いて往けるのでしょうか。

　あー。もう感想じゃなくて自分用メモですが……うん。
　どの人がどの所属なのかがやっと掴めてきました駄目すぎる。
　ロリババアがヨシツネハーンの歴史再現で元を興し、清に至るまで君臨中。ジジイ二人と真田がここ。
　亡き姉にまつわる悲恋くさいにおいのする二人組が里見。
　シナオさ……北条は巨乳単体。カレーデスネー。

　国力。
　こればかりは大地がないとどうにもならない問題で。
　各地の居留地もありますが、政情安定せぬ他国ないの飛び地に多くは期待できない……はず。
　つまりこれは、順当に考えれば、それをまかなうためにミトの所領が絡んでくる展開、かな？
　しかし朝鮮半島が大分重要ね。羽柴の朝鮮出兵が絡むとなると、終盤の展開に絡んできてもおかしくない。

　オゲちゃん！　オゲちゃんきた！　で、シロ君は！？　シロ君は！？

・十六～二十章でひとくぎり

　疑似モモコキとか点蔵帽子取れればいいのにね！！！！！！！！！！！！

　しかし王賜剣に対して「餌代が異常にかかる」とか、その発言の時点ですでに家長の風格よねえ。もげればいいのにね！！！！！
　うん、しっかし有りちゃんはかーわいーいなあー。今回オゲちゃんがなかなか出てこないから有りちゃんがオアシスだわ。
　ナイチョが可愛いとか、「暴行」の解釈が「殴ったり蹴ったり」だったりとか。もういちいち可愛い。武蔵を護る大精霊は思わず吹いた。
　序盤でも言われていたけど、有りちゃんの最大の魅力は「虐げられても歪まなかった」ことですよね。嬉し泣きばかりの女の子は、もうそれだけで可愛い。

　そしてまさかのノリヒメ。
　もう川上作品の性別の概念は男の娘的でないキャラすら踏み越えるのか……
　……正直この出方はどう読めばいいんだろ？　前回のマルガの「私のお父さんが」的な伏線？　それとも前回の点蔵ポジションに繋がる？
　いや、にしてはノリキ序盤に全く空気だった。点蔵のときは序盤にあからさまなことしてた。これはちょっと保留だ……

　久秀（この名前嫌な予感しかしないよね）さんの言ってたことは「空戦が陸戦に切り変わったこと」でそれ以上はないか。邑さんは今のとこ年をとった烈さん系出雲家だけど要観察、と。
　んで、ようやっとカラー口絵にも出てた仏蘭西勢の登場、と。さっき書き忘れたけどあのルイさんは最高にウザいね。うざやかだね。
　なんかホライゾンって、全編通してカラー挿絵のチョイスがことごとくツボ外してね？　いや、クロのときもそういうところあったけど、真面目にこれちょっと酷くね？
　うーむ、すぐ状況が動きそうな戦況関係についてはあんまりまとめないとして。とりあえずコットスの喋り方は……なんというか今自然にコットスって打ったので察してください。

　明智はその位置かー。登場人物紹介にいた成政公はいつ出てくるのかな？
　成政公、一応地元なんだけど、まあ派遣されてきただけだしそのうち前田分家になっちゃうし、密着してないからあんまり美味しい感じないんだよなー。神保氏とか出ねーかなー。

　あ、シロ君。シロ君ちょっとだけいた。これはもしかして、いわゆる４上のときの美影さんコース？

・どくりょー！（二十一～二十六章でひとくぎり）

　駄目だこの太陽王。
　うーちからつきた。きょうはねます。

　おきた。がっこいった。かった。というわけで。

　おー、この流れ、いいなあ。やっぱ私、乱戦になると楽しい！　具体的にどこそこがいいとかじゃなくて、文章を読むこと自体が楽しい。
　そしてシロ君は今回やっぱり４上美影さんポジションかー。うん、でも、これはこれで得るものがあるんだよね。空白を得る、ことも楽しむっきゃ。
　I上でも書かれてたけど、シロハイはやっぱり遅いね。「なるべく足が速いもの」という結構明確な基準がある今回。「III上出撃組」っていうのは読者の想像の指標になるねえ。

　しかし、「ちょっ、長っ」とか言ってたオゲちゃんに卑猥な妄想を禁じえなかった人は正直手を挙げるように。
　……挙げるようにってば。
　えっ、ちょっ、みんな挙げてよ！　私を一人にしないでよ！！

　あ、ネシンバラはなんか、うん、駄目だこりゃ。どうしてこうなったのか、それとも元はこうだったのか。いやI下で兆候はあった。
　そういえばこれも書き忘れてましたが、「聖譜には時代ごとの概論も書いてある」というのは初出かつ重大かつ線引きに困る設定ですねー……

　んで新登場のルイ・てるもっちゃん夫妻。
　ええとなんかあらゆる全ｒてを無視してコメントするけど、うん、これは、脆い。
「輝元を護る誇りを持ち続ける限り無敵になる（ルイの力）」
「虚栄を持ち続ける限り自分を護る力は無敵になる（輝元の力）」
　これを言葉通りに解釈するなら、二つの無敵の源は輝元であり、その輝元自身は無敵になっていないじゃないか。
　これは、ひどく脆い。
　勿論、輝元を護れずともルイが誇りを失わなければいいだけの話。そもそも、無敵のルイが輝元を護りきっていればいいだけの話。
　それだけの話なんですけど、でも……それじゃ自転車操業じゃないか。

　そしてテゥレンヌ登場。おー……そう来たか。これ、読める人は序盤で読めてたんだろうな……
　終わり方もすっきり区切りいいし、安心して中を待てますね。