ただいますぺしゃる愛子ちゃんフィーバーにつき、メッセで「私最近愛子ちゃんの話しかしてなくね?」と聞いたら、「大丈夫風見と愛子ちゃんの話しかしてない」と素で返された。
何い、もはや風見の話をするのは無意識の領域だというのか……!
風見をー、書くときにー、やっぱり一番のネックは出雲なんだよー!
視点キャラになるシーンが少ないとか何考えてるのかわかんないとかはもう言いつくした!
出雲が抱えてる問題のうち、どれを『1.出雲が乗り越えてきた問題』として扱えばいいのか!
どれを『2.出雲がこれから臨むべき問題』として扱えばいいのか!
どれを『3.出雲だから仕方ない』しちゃえばいいのか!
ああもう出雲がいるから! 出雲のせいで! 風見までもが遠いッ! ちくしょー!
母猫さんいわく、出雲家は色々難しい……うんぬんの問題はまあ2か。パパが「いつか会いに来ればいい」とか言ってたから、未解決かつ解決の見込みはある。ふふふ、出雲家周りの昼ドラ展開に巻き込まれてエロい目に遭う風見はまだですかー。
でも父親が、10th-Gが、幼い出雲に植え付けちゃったものは消えないわけだ。
出雲が「閉鎖的」だと言って嫌う10th居留地。と、そこの神々。
その血をひく出雲が「千里としか話したくなかったから」「俺は千里が離れなければそれでいい」と言ってしまう。
さりげないけど、底冷えするような話だと思います。
誰よりも閉塞してるのは、出雲、君じゃないの? 誰よりも10th神族らしい性格をしてるのは、君じゃないの?
そして問題は、そんなどうしようもない事実を、出雲本人が自覚してるのか、どうなのか。
風見を野に放っているように見えるけど、自由に飛び回る風見のことだって愛でてるけど、なんか、そういうときの出雲って、無理してる感じがする。
いや、「千里としか話したくなかった」は過去形ですし、今は誰とでも喋ってますけど、でも「千里が離れなければ~」はバッチリ現行犯なわけで。
風見しか見てないという段階は卒業したっぽいですが、風見のためにしか世界を見てなさそうな感じがバリバリしますし。
というか風見を見てるのかどうかすら、最近はちょっと疑問。
彼は、自分が幼少期得られなかった、「父親のいる暖かい家庭」を夢見てるだけじゃないの?
まあそこのところの問題は何らかの落とし所を見つけないと風見が困る。
でも、出雲があんな感じなのは染みついたもんの問題だしなあ……
私が佐山×風見ーとか言ってるのも、きっと単に、彼らの関係性がわっかりやすいから、佐山と一緒の時の風見の方が妄想しやすいからなんだよな。
1巻で引鉄をひき、5巻で銃口を下ろす風見はまごうことなく新庄の裏で、その新庄と真逆の佐山とはいわば対偶で遠くて近くて……
んー、言葉にすると分かりづらいけど、頭でつかめる。
似てるけど物語上関係ないポジションにいて、まあつまり遠くて近くて。
何より、二人とも、ソックリだしね。心根は育ちがいいのに悪ぶってるあたりとか。
でもほんとは、ブレンと一緒のときの風見が一番魅力的だと思うんだ。次点は美影さんと一緒のときの風見(つまりは3巻か)。
そもそもですね。
出雲と風見って、結局アレです。
物語の本筋からすれば一人の人間で十分なキャラを、むりやり男女の二人に引きはがして作った感があるじゃないですか。
そしてその二人で終わクロと別の物語(しかも不完全な)を作ってやがる。すっごい閉塞的。
もし、引きはがした二つを合わせたら、そこに残るのは終わクロの登場人物ですらないのかもしれない。
別の物語(最悪、物語ですらない何か)としてドロップアウトしていっちゃうのかもしれない。
出雲は優しいだけじゃなくて、分別もあって大人なキャラだけど、その存在、立ち位置自体が風見を淵に引きずり込みそう。
俺日記がtwitterになってからあんまりサイトをチェックしなくなったんですけど、それは多分、川上氏の覚書の海は、風見が今にも沈んじゃいそうな「物語ですらない」淵に似ていて、私が勝手に恐れてるからだと思う。
いや、それ以前に、推敲されてない氏の文章なんて毒抜きしてないフグみたいなもんっしょ。
ただし体内にカワカミンがある人は毒を分解できるので読める。私は読めない。ちょっと前からうすうす気づいてたんだけど、川上作品読者に謎の連帯感をもたらすカワカミンなる物質は、私の中からとっくに枯れてて、……もしくは最初からそんな物質実在しなかったのかもしれないです。
あー。だから。
本来、風見一人が、終わりのクロニクルの登場人物ですよね。
んで、風見というキャラが内包する終わクロとは別の物語が顕現したモノが出雲。
例えIAIの御曹司というそれっぽい肩書が割り振られていたとしても……ぶっちゃけちゃえば、「設定」の中での肩書と、「物語」の中での役割に関係なんてないですから。(いや、関係があると上等なんですけど、川上作品は乖離しちゃってる作風かと)
出雲の存在は風見一人だけの別の物語で、
ちょくちょく風見をそっち側の物語に甘ーい言葉で引きずり込んで、
風見が「終わりのクロニクル」に参加していくことを「今は」許容してるけど、
それって、出雲という存在の本質じゃあない気がするから、不安。
私は、とっくの昔に完結したラノベの、メインじゃない二人が、どーしようもなく不安。
……結局、出雲だから仕方ないのかな。
勘違いしないでよね! 的なことを言っておくと、出雲×風見を否定しているわけじゃないです。
終わクロと出会ったころからずっと感じていたことを、今なんとなく理屈で喋れるかなーって段階に入っただけのことであって、つまり私が出雲×風見を愛してるのはこのへんの危うさこそ愛してるんだと思います。うん。こんな誰も得しない長文書いちゃう時点で超愛してるよね。客観的に見て。
まあこれは風見に半端ない思い入れがある私が言ってることなので、「出雲も風見も単にいらん子だっただろ」と言われると実のところ返す言葉もない。ちゃんちゃん。
今日も ♪10時間ぐらいEDムッツリーニのスクショとちゅっちゅしている おかしいな徹夜でテス勉するはずだったのに
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管理人が女につきブログのノリも女性向き気味、かもしらん。
プレイ・バイ・ウェブの「シルバーレイン」に少女キャラでぼちぼちと参加中。